2012/02/26

金曜はノー残業の日。今月で退職する女の子を誘って飲み会@うふふBis。男4人の中きてくれてうれしい。職場ではなかなか話をする機会がなったこともあり大いに盛り上がる。彼女はおとなしくてかわいいだけの人ではなかった。いかすぜ。店を出たあと、iPadで5人の集合写真を撮る。これはいい写真ですね。彼女を駅まで見送ったあとは、男だけでさらに酒を飲んだ@oil。午前3時就寝。

土曜日は完全オフ。レコードと古本を集めて売りにいっただけの日。買取金額は2,500円。まあそんなもんか。

日曜日は大阪へ。目当ては今月閉店する南船場のベルリンブックス。70%offが強烈。たくさん買う。
  • 見た、訊いた、買った古美術/小山登美夫
  • バンドライフ/吉田豪
  • 古本屋の女房/田中栞
  • 富士日記(中)/武田百合子
  • ペット・サウンズ/ジム・フジーリ
  • ビッグ・サーの南軍将軍/リチャード・ブローティガン
  • 言葉のペーパーショウ/株式会社竹尾=編 原研哉=企画・構成
  • The ModernistHouse
  • The DIG(シュガー・ベイブ特集)
店主に「とても好きなお店でした」と伝えると喜んでもらえて、閉店は残念だけど嬉しかった。

レッドボーンではフィル・スペクターのボックスを買う。back to mono 7枚組のCD。「フィル・スペクター蘇る伝説」を読みながら聴きたい。

夜は鶴橋へ。韓国料理の店が並ぶにぎやかな街かと思っていたが、駅の出口を間違えたのかシャッターを下ろした店が並ぶ薄暗く細い道にでてしまい異様な雰囲気を味わうことになった。ときどき開いている店もあったが、それを見てこの土地がどんなところなのか理解した。これは怖いな。女のひとり歩きはもちろん、男でも怖い。焼肉屋があつまる方へ着くまでは緊張した面持ちでうろうろしていた。道頓堀にもある「空」には行列ができていた。その他の店は横ばい。適当にえらんだ焼肉屋で夕食をすます。料理に特別なものは感じなかったけれど、キムチの味の酸っぱさは印象に残る。これは日本向けというより韓国向けの味つけという気がした。

焼肉屋街を抜けると街の雰囲気は一気にありふれたものに変わる。

食後、喫茶店をさがして再びうろうろと歩くと、mietteというこじんまりした店を見つけた。堀江なんかにありそうなレストラン・カフェ。ここでは貴重な存在ではないか。店内には雑誌『「旬」がまるごと』がコンプリートされていた。みたことのなかったけどおもしろい雑誌だなと、ぱらぱらやっていたらアートディレクションが菊地敦己だった。いちど買ってみよう。雑誌は残念ながら3月号で休刊とのこと。

帰りはJR環状線にのって帰った。夜の鶴橋を見下ろしながらロバートグラスパーのブラックレディオを聴いているのはいい気分だった。

2012/02/20

月曜日の朝食は、目玉焼きの黄色とオクラの緑。昼食は、かぼちゃの黄色とほうれん草の緑。
食後は砂糖をまぶしたグレープフルーツ。

バナナを口に入れたまま板チョコをかじる「口の中でバナナチョコ」が気に入っている。
あれはできるだけぐちゃぐちゃと下品に食べたほうがおいしい。
歯茎で味わうような感じで、できるだけえげつない感じで。

2012/02/19

週末でも平日と同じ時間に起きたい。というわけで、8時起床。身支度をすませ、よし、この早さならいけると、近所にある「茶洛」でわらび餅を買おうと出かけたが、店の前はすごい行列であきらめた。週末に買えるようなものではないなあれは。待つ時間はなかったので、パン屋巡りに切り替える。「プチメック」と「はちはち」と「リベルテ」でそれぞれ買い込む。それからANTIQUE belle GALLERYでやってる友人の個展を見に行った。short short My short stay in Taipei。台湾の写真と雑貨とテキスト。台湾のつかみどころなさが俺色に染まっていた。ラブリー空間。紙風船が揺れるよゆらゆら。わたしたちは近況を話しつつ平和条約を結んだりした。zineはこれから読ませてもらいます。

記帳をしていたら岡山に住む友人の名前があった。おいおいあいつこそこそ京都きてたのかよさては彼女に惚れてるな。heonkigouのiが抜けていたので補足しておいてあげました。

それから奈良へ。奈良商店街ではまた宇陀のほうれん草としいたけを買った。そしてヒヤシンスカフェでお茶と食事。猿沢池には鹿がいた。泣いたり笑ったりした週末。

2012/02/12

竪町商店街はバレンタインのイベントをしていて、オヨヨ書林(古本屋)でも買い物をした人には女性店員がチロルチョコを渡していた。そのたび「…はわわ」となる人もいてにやける。チョコレートは既製品であるが、各々の店名が名入れされたものだった。ここでは「片岡義男/彼らと愉快に暮らす」を買う。このビルの上階にあったエグザイルレコードはなくなっていた。
酒屋では加賀梅酒が全日空のファーストクラスで採用された酒だと教えてもらった。CAZAHANAというセレクトショップではALICE PARKの財布を買う。安くはないけど旅先の勢いで。

あうん堂で買った本は「友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌/山田宏一」「ねむれ巴里/金子光晴」。なぜかフランスかぶれ。

駅の百貨店で鱒寿司を買って、サンダーバードの車内で食べる。これおいしいよなあ。

百薬キッチン@金沢

数年前におとずれた内灘のアニマル・ロジックが素敵だったので、百薬キッチンにもいってみた。野菜の味が濃厚な百薬ご膳。おいしい。

開店直後に訪ねたので、他に客はいなかった。静かな店内にスピナーで野菜の水を切る音や、ごぼうをささがきにする包丁の音をききながら食事がとどくのを待った。

調理器具もみもの。お土産にお店でつくられたジャムを買って帰る。

石川県金沢市長町2丁目3-23-2
http://hyakuyaku-kitchen.blogspot.jp/

2012/02/11

1年ぶりの金沢。雪の金沢

サンダーバードにのって金沢旅行。金沢へはなんどもいっているけれど、こんなに寒い時期にいくのは初めてだった。サンダーバードは自由席で充分座れるだろうと高をくくっていたが満席で、あやうく立ったまま2時間半を過ごすところだった。途中の駅からなんとか座り、車窓を眺めていると雪が積もっているのがみえる。天気はよいので雪の照り返しが眩しい。金沢駅周辺の雪はそれほどでもなかった。石川在住の友達からは「長靴を履いてこい」と言われたがそこまでではない。それでも長靴を履いている人は多かった。

駅前のホテルにチェックインしたあとは、寿司屋をめざして近江町市場へ向かう。構内をうろうろしていたら串刺しの刺身を売っている店があった。初めて見たのでおもしろがって食べてみたが、予想を超えるものはなかったというか食べにくい。生牡蠣をその場で剥いてもらって食べるのはお祭りっぽくてよい感じ。寿司屋はどこも混みあっていて、板前も余裕がなさそうだった。寿司のご飯がぬるかったのはしょうがないか。それでもカニ味噌の軍艦巻きはおいしかった。加賀鳶という日本酒も。これは自分用のお土産に1本買って帰った。 

兼六園には五時前についたが、入口で「五時から無料開放とライトアップをするからまたあとで来てね」といわれるので、さきに21世紀美術館へいくと館内はモニーク・フリードマンのインスタレーションでいつもと違う表情をみせていた。キャンバスをとびだした色が空間ににじむ。何度も来たことのある美術館で見たからこそ面白かった作品だった。鮮やかな黄色の図録もかう。そして再び兼六園。初めて見た雪吊りのライトアップと凍った池。夕食は香林坊の「いたる」で。

帰りは100円バスに乗る。車内広告は金沢工業大学 PMC(Popular Music Collection)一色になっていて、音楽も「ジョン・レノン/スターティング・オーヴァー」だとか「ブルー・ハーツ/終わらない歌」だった。本当の瞬間はいつも 死ぬほど怖いものだから 逃げ出したくなったことは 今まで何度でもあった。なんて。

ホテルの露天風呂は思っていたよりもずっとよかった。今日1日、深く考えこんでしまう状況にあったが、湯船につかりながら頭に冷たい風をうけてぼんやりしていた。空を見上げるとご丁寧に雪までふってきて、絵に描いたような北国の情緒を味わった。ひかえめなボリュームでながれるBGMも聴きもので、匿名的なエレベーターミュージックというには主張がある。これは誰の曲だっけとずっと考えていたら、 肝炎 / 細野晴臣 & 横尾忠則 だった。客室の案内を見ていたら、この演奏には伊藤ゴローが参加していると知る。こんな発見はうれしい。

しばらくテレビを見て寝る。「世界ふしぎ発見」はパンダの特集をしていた。

雪の兼六園 雪吊りのライトアップ





2012/02/07

この冬は高校の頃に買ったスウェードのパンツよく穿いていたのだが、脱衣後畳んだ時に気づいてしまった。お尻の部分が裂けてるやんけ。うああ、鼻毛ボーの世界。

鼻毛ボー!鼻毛ボー!

鼻毛ボー!とは、むかしダンス甲子園に出演していた"フライングモンキー&飼育係"のメンバーのギャグだった。そして、検索結果のついでにといってはなんだが、リーダーの鹿島優が2010年の2月に亡くなっていることを知った。原因は不明。鹿島優はイマキタ加藤、そうなっちゃう服部、どすこい同好会とならんで、山本太郎が登場するまでの初期ダンス甲子園をダンス以外で沸かせた人。モヒカン頭で派手なチンピラの成りをしているクセにやたら気が弱くて、大舞台ではダンスの振りを忘れてしまうあの危ういキャラは当時小学生だった自分にも強烈にやきついていた。鼻毛ボー!鼻毛ボー!ぼくは鼻毛ボーを忘れない。合掌。

「ジュンパ・ラヒリ/見知らぬ場所」の一編を読み終えたあと、「和田誠/銀座界隈ドキドキの日々」を読み始めて寝る。


2012/02/06

週末は2日とも10時間も寝てしまった。すっきりしたのはいいが、時間を無駄にしたような気分になる。
土曜日は一日中ひきこもり。ディスクユニオンのサイトでレコードを注文しただけの日。
  • FRANCIS BEBEY/LA BELLE EPOQUE、
  • MONOMONO/GIVE THE BEGGAR A CHANCE
  • SOUL SAFARI PRESENTS TOWNSHIP JIVE & KWELA JAZZ 1940-1960/ V.A. (SOUL SAFARI PRESENTS)
  • LE MYSTERE JAZZ DE TOMBOUCTOU/LE MYSTERE JAZZ DE TOMBOUCTOU

日曜日は昼から夕方まで祖母の家で過ごす。テレビを観ながらすき焼きを食べた。小篠綾子の映像をみていたらデューク・エリントンの顔を連想した。岸和田の人だとは知らなかった。
夕食は、鳥のもも肉と大根とオクラのオイスターソース煮、ひじきの炊いたん、キュウリとニンジンと大根のなます、なめたけと玉ねぎの味噌汁。タイのファンクを聴きながらタイ産のオクラを食べる。

週末は金沢旅行。大まかな予定を組み立て、ホテルの予約を済ます。
あうん堂オヨヨ書林百薬キッチンにいくのが楽しみ。