2012/11/18

bloggerがちょうど2ヶ月空いて、Twitterも1ヶ月とすこし空いた。数年続けてきた割にとくに理由はない。ふと立ち止まってしまった。ネットに投稿しない間は、そのぶん本を読んだり映画を観たり音楽を聴く時間が増えた。いまはそういう過ごし方がよい。SNSには中毒性があるようでそうでもなかった。ここもこれで終了。今年の旅行で書かずに終わったのは、岡山、福岡、韓国、長崎。

2012/09/17

朝からキッチンブリーチを床にぶちまけて掃除。とれないと思っていた汚れがとれた。昼食はオクラ納豆スパゲティ。鰹節とポン酢も追加。ずびずばいわしてたべる。部屋をすこし整理して、売りに出すレコードとCDを袋に詰めて外出。買取金額は2500円。フリーデザインのCDは全部集めたけど、結局全部手放してしまった。ペイルファウンテンズのパシフィックストリートも手放し、橋本徹に手を振る。公園の前を歩いていたら、ブランコをこいでいた幼女のおぱんちゅが目に入る。白でした。高島屋の地下では1100円のジャムなどを買う。商品券をもらったので強気。ブリの切り身も一盛り買う。880円のはずが、おじさんは間違えて680円のシールを貼ったことにあとで気づいた。高島屋の野菜売り場には東北のものも多い。青森の大根、秋田のニラなど。長野のレタスは特売で1玉50円。とぶように売れていた。近所のスーパーでは九州よりの野菜にシフトしているように思う。

帰りの地下鉄に乗り、さらにスーパーで買い物。5キロの米を買ったので合計10キロ以上の荷物をさげて歩いて帰宅。重すぎる。スーパーの袋が指に深く食い込む。いま自転車がパンクしていていろいろつらい。

2012/09/16

為了愛 All For Love/靜婷 Tsin Ting

元町 ハックルベリーで1970年の香港のレコードを2枚買うことができた。ぴかぴかのラミネート加工がされた英国盤のような7インチで、デザインや印刷・写真の質も高い。レーベルはEMI。世界最大録音機構とルビがふってあるのがよい。「入骨相思」と書かれた曲は「骨まで愛して」のカヴァーとなっており、当時の日本との関係が見える。音のほうは欧米かぶれしたアジアン・ポップスでおもしろい。こういうレコードは現地にもまだのこっているのだろうか。欲しい、欲しいぞ!。日本では香港のレコードなど見たことがないし、レコードに書いてある言葉を検索にかけても情報がない。このレコードの件で、香港への興味が一気に湧く。

千矯百媚 Wonderful Moment / 白瑛 Pai Ying

もう1枚のはこれ。ジャケットデザインはやはりイギリス側のスタッフだろうか。

2012/09/15

ひとりでIKEA神戸へ行き、2時間かけて机を選び、買う。これはなかなか大したことである。ひとりでIKEAにいるやつなんていないのだから。商品の配送料は全部合わせて3,000円。手ぶらで帰る。

2012/09/14

いつもどおりの時間に起きて、朝食と弁当をつくったが、のろのろしてしまってパンを焼いたものの食べる時間がなくなってしまった。フライパンにのせたままの目玉焼きとベーコンとアボカドだけを食べて出社する。ごくろうさま。さいきん時間に余裕はあるもののなぜか疲れてしまっていてダメな感じ。すぐに眠くなってしまうのはなぜだろう。駅まで走ってなんとか電車は間に合った。職場に着く頃にはさすがに汗ばんだ。ちょっとひどかったので、Tシャツの下にきているタンクトップだけを席についたまま体をくねくねして脱ぎ、長袖のシャツをうえから着た。職場の空調設定だと、これくらいの出で立ちでちょうどいい。このくねくね動作は小学生の頃、女子が教室で体操服に着替えるときによくみたものだが、どうしても下手くそだった女子がふたりいて、よくポロリをしていたのを覚えている。彼女の名前はいまでもフルネームで思い出せた。

ジョン・ピールのラジオアーカイブが公開。というニュースに驚く。彼のことは、ブリジット・セント・ジョンを見出した人。として知ったので、きっとフォーキーな番組なんだろうと思いながら再生ボタンを押したが、ちょっと意外な音が飛び出てきて驚いた。これはヘヴィメタルではないか。I don't know what about john peel. 伝説のラジオDJといえば、ジェリーロスの番組にいちばん興味がある。そんな録音はいま存在するのだろうか。白人DJが黒人相手にR&Bをかけまくっていた。というエピソードだけでも最高だけど。

2012/09/13

「井上靖/遠い海」を読了。いっきによんでしまえるだけのおもしろさはあったけれど、人が言うほど傑作とはおもえない。妙に変だな〜 と、amazonで調べてみたら、「北の海」とまちがえていることに気づいた。

井上靖を知ったのは、井上ひさしが亡くなったときにのこと。金沢のあうん堂店主との会話の中でだった。

2012/09/03

会社をでると天気予報どおり夜からの雨がふっていた。傘はもってきていなかったが、ハンカチがあったのでそれでしのぐ。一旦自宅に帰宅し、AirMacExtreamとMacBookをかついで実家へ向かい無線環境をつくる。設定についてはLANケーブルの抜き差しだけで事が済むかと思っていたが、うまくいかなくて難儀した。「169 IPアドレスが取得できない」などとiPad 3Gで調べながら、1時間ほどかけてなんとか完了。よかった。これで実家も無線環境。最終的には実家:MacBook+iPad wi-fi/ 自宅:iMac+iPad 3G としたい。

テレビをつけるとビーチ・ボーイズがスマップと一緒にサーフィンUSAを歌っていた。ブライアン・ウィルソンもだるそうに両手をさげて歌っていた。ビーチ・ボーイズとスマップといえば、ペット・サウンズを模したジャケットがあったが、あれはなんだったのだろう。看過せず、なんなんだよ!?と、言及した村上春樹の文章はあまりにも熱かった。http://ameblo.jp/krazykoolkat/entry-10457478409.html

2012/09/02

「山下達郎 シアター・ライヴ PERFORMANCE 1984-2012 」を観にT・ジョイ京都まででかける。母と妹と一緒に映画を観るというのは多分初めてだったのではないかな。母はタイガースほどではないにしても山下達郎のファンでもあった。リアルタイムでシュガー・ベイブのレコード(コロンビア盤)も持っていたくらいに。そんな家庭だったので、山下達郎の音楽というのは子供のころから身近なものだった。サンデーソングブックはよく聴いていたし、Beach Boys - God Only Knows, Impressions - People Get Ready, The Delfonics - La-La Means I Love You のような名曲も彼の歌唱で知ったのだった。わたしにとってはもはや山下達郎はゴッドファーザーなのである。映画を観て、母はなぜか泣く。いや俺もかなり感動してしまう。動いている達郎を観るのは初めてだった。妹はどうでもよさそうだった。

寿司を食って帰る。頼んでもないとうもろこしがでてきて。バイトの娘がかんじわるかった。はっきりいっておいしくなかったね。などと愚痴って帰る。

2012/09/01

曽根崎警察署から「あなたが紛失した携帯電話の収得している」との知らせがあり、大阪へ向かう。どうして自宅の電話番号がわかったんだろうかと思ったが、きっとアドレス帳から自宅の番号を見つけたのだろう。助かりましたありがございます。携帯がなかったこの期間は、まったく不便だった。ということはなくて、むしろ携帯がなくてもあまり困らないことを確認するための期間となった。たまっていたメールは11通あったとはいえ、すべてプロモーションだったし。いまでは友人らとのやりとりもSNS上でのDMで行うことが多くなった。

地下街を歩いて、御堂筋線の改札に向かうと、事故のため運転中止の知らせ。梅田から難波までは谷町線に乗り谷町九丁目で下車したあと、千日前線に乗りかえることになった。そして難波着。丸亀うどんで、ゆずおろし330円(美味しい!)をたべて、OIOIの上にあるTOHOシネマズ難波で「桐島、部活やめるってよ」を観る。難波から心斎橋までは、まんだらけグランドカオス、キングコング、ハンキーパンキーに立ち寄りながら歩く。それからダンケで『えびな書店店主の記』を読みながら休憩。レッドボーンでは遠藤賢司の嘆きのウクレレを買った。極美品LP。2300円。

京都に帰ってから、六角高倉のカフェで近況など話す。さいきん携帯のメールは使わないという話が印象に残る。ほんとにね。ネットで知り合った連中とはとくにそう。そしてわたしたちはお互い「様」づけで呼び合う。

2012/08/29

ラジオから流れる山下達郎のさよなら夏の日を何度も聴く。さよなら夏の日 いつまでも忘れないよ。今年の夏もきっと。あの曲が入ったアルバム、アルチザンは山下達郎のソロの中で一番よく聴いた。レンタル屋で借りてきたCDをカセットテープにダビングしていた時代で、ボールペンでラベルに曲名を書くとき、ターナーの汽罐車の「罐」が難しかったのを覚えている。Tokyo's a Lonely Townで、ニルソンのNew York's a Lonely Townを知った。Anders & Ponciaのことを知るのはもうちょっと後だった。きょうは篠田麻里子が福岡の糸島出身であることを知った。糸島はほんとうにのどかなところ。あんなところで彼女は野心を燃やしていたのだ。

定時の19時に退社して、麻婆茄子丼をつくって食べたあと、ウィスキーを飲みながらDan Penn / Nobody's Foolを聴いていたら、いつの間にか眠ってしまい目覚めたら23時。数時間をレコード針は音のない溝を走り続けていた。最近いつも以上に酒によわい。

2012/08/25

休み明け最初の一週間は長かった。きのうはなんだか疲れてしまったのか、8時ごろに横になってしまうとそのまま眠ってしまった。夕食も取らず、着替えもせず、歯も磨かず、風呂にも入らず。起きたのは翌朝の8時。さすがに早起きではあった。

朝、家族や友人へメールやメッセを数通送り、それから郵便局へ再配達の依頼をする。bud shank&clare fischer/bossa nova jazz sambaと、bud shank&his brazilian friends をぼんやり聴きながら、ヤフーオークションでbud shankのCDの入札をしたりamazonのマーケットプレイスで「有山達也/装幀のなかの絵 (四月と十月文庫3)」を買う。この文庫本は新品だと高かったので手が出なかったが中古だとそうでもなかった。昼頃にはAppleからiPadと落札したレコードがとどく。iPadの3GモデルはいつのまにかSoftBankと契約しなくてもAppleのサイトから購入可能になっていてsimカードを流用することもできる。自分のsimカードを差し込むと問題なく3G回線を受信した。

2012/08/22

休みの間、ヤフオクに出品していた商品が売れたので早速発送した。職場のとなりがクロネコヤマトの集荷場所になっているので大変便利である。また、支払いにはWAONが使えることもわかった。わたしはAEON住民なので、いつもあのカードでワンワンいっている。こんどからはそうしよう。

夕方頃、またしても突然の雨が降り洗濯物が濡れた。これ2日連続。天気予報がぜんぜんあてにならない。

休み明け3日目になるともうすっかり通常モード。わりとみっちりと働いて10時退社。帰り道の間、明日の弁当の具材がまったくないことに気づいたが、カレーにすればいいじゃないか!。と閃いたときが今日のハイライト。
地下鉄の中はcapsuleのSTEREO WORXXXを聴いた。Never Let Me Goという曲があったので、ヤスタカもカズオ・イシグロを読んだんだなと勝手に決めつける。夕食はそうめん。

2012/08/20

9連休明けの出勤。短パン以外のものを穿くのは久しぶりである。朝が辛いということはなかったが、クーラーが効きすぎて寒い。そのせいというわけではないが、なかなか集中が続かず、マウスとキーボードをさわっているだけというような時間が続いた。夕方頃からなんとか軌道にのりだすが。9時前退社。帰りにFrescoでうどんなどを買い、帰宅後すぐに焼きうどんを作る。スーパーで買ったものをすぐに調理するのは気分がいい。焼きうどんは学生のころ居酒屋でバイトしていたときによく作っていたので懐しい匂いがする。うどんをほぐすために酒を使うことはそのときに学んだ。

2012/08/13

ワークショップでレコードを売り、レコードを買う。手にれたのはLamont Dozier/Out Here My Own。一曲目のBreaking Out All Overを試聴した瞬間から素晴しかった。この人のソロはWork on Youも最高だったし、いいものが多いな。H-D-H時代のことはキャリアの一つだった。

自転車で帰り道を走っていたら、河原町今出川あたりで、「ちょっとちょっと」と、声かけしながら手招きするおばさんがいた。何かとおもったが心当たりはなかったので通り過ぎたが、振り返るとまだやっている。近づいてみると、「あの、ホームレスなんですけど」といわれてゾッとした。顔色や身なりを見る限りそんな風には見えない。たぶん痴呆なのだろう。気を取り直し再び自転車をこいだら今度は電話がなり「いま大阪にいるんだけど、今晩泊めて」とか聞かされる。いやな偶然。この季節はほんとうにホームレスが多くて困る。

2012/08/12

朝の10時から下鴨神社で行われている古本市にいく。会場はすでに賑わっていた。さっそく本をあさっていたらcafe montageのタカダさんとタマミさんに遭遇する。すでにたくさんの本を抱えていて、満足そうな顔。負けられないぜ。とりあえず文庫本を買う。6冊で400円。

・人でなし稼業/福田和也
・食卓の情景/池波正太郎
・アダルト系/永江朗
・プリンシプルのない日本/白洲次郎
・ヒップホップスラング/スティーブン・チェーシー 徳州英文
・「おじさん」的思考/内田樹

サム・ハスキンスのカウボーイケイト(ペーパーバック版)を売っている店もあったが、値段は5,000円。うへえ。シルヴァン書店では約100年前のはがきが大量に売られていた。横組みの文字も右から左。おもしろいものがあったので数枚買う。糺の森を出て、ユーゲへ。ここでは元100000tのカジさんが汗だくでひとり古本市を開催中。アライジ・コスタのCDを買う。

2012/08/10

定時で退社し、ホテルの宴会場で職場の打ち上げ。勝手にのんで勝手にさわいで赤い顔になる。食事はココナッツミルクをつかったカレーだけがまあまあという感じでおいしくはなかった。ゲームなどの余興があったが、基本的にこじんまりした会だったので、昼休みの会話の延長のようなノリで普段通りすごしていた。…の、つもりだったけれど、やはり酒の影響は大きく席をたった瞬間にもうダメだやばい。というサインがとんできて、つまりはおいおいまたかよという感じでトイレに駆け込んだ。最初の嘔吐をすませ、赤い顔が一気に青くなる。我ながらまったく呆れるぜ。しかしこれはいつになくシンドイもので視点が定まらないほどのフラつきは初めてだった。うげええ。と、再び嘔吐。それでいったん落ち着いたつもりだったので、とりあえず同僚に肩をかつがれホテルを離れ、しばらく歩いたが、私はまた立ち止まって縁石にすわりこんでしまうのだった。同僚からは「こいつはもうダメだ」という感じの視線をいただき飲み物を買ってもらった。ありがとう。差し出してもらったスポーツドリンクを飲んで、しばらく静止。これでおちついたかとおもいきや、そうでもない。三度目の嘔吐感がやってきたよこんばんは。こんどは路肩の排水口に吐いた。ハアハアなんやねんこれ。ただ、これでもう吐き上がったという状態になり、ようやく自分で歩く。歩けました。歩けるよ!俺!。同僚には大変お世話になりました。同僚 is 優しい。ハアハア、明日からはこんな私だけが9連休をいただきます。すいませんありがとうございます。

2012/08/08

食パンを買うためだけに自転車出社。木屋町二条のリベルテに寄って、5枚切りの食パンを買う。「パンの耳はどうしますか?」と聞かれたので、くださいというと4枚もついてきた。おおおお。いまはすこし涼しいので職場についても汗だくということはなかった。

今週はもう仕事も少なくほぼ定時で終わり。このまま楽な手応えで連休に突入するだろう。弁当は餃子、茄子の南蛮漬け、きんぴら大根、ニラの鰹節和え。食堂のメニューはみるからにおいしくなさそうな冷麺で、同僚は囚人のような表情で食べていた。夕食はなすとトマトのスパゲティ。深夜3時に「夏目漱石/こころ」を読み終える。

2012/08/07

担当していた仕事が思っていたよりも簡単に早く終わってしまった。さすが俺。というか、途中で規模が縮小したことがほとんどの原因。でも無事に終わってよかった。それにともない夏休みも予定よりも長くなった。当初は13日から16日だったのが、11日から19日の9連休!。こんなことならお盆休みに行く韓国でもっとゆっくりできたのにと悔やまれるがまあ仕方ない。旅行の準備と思い出に耽る時間にあてよう。

カレー粉をいれたポテトサラダを作った。レーズンも入れた。緑の野菜はキュウリではないものをいれてみようかと、試しにニラをほりこんだが、これはいまいち。ニラの存在感がありすぎる。正解はオクラだった。

2012/08/05

後任の方とスターバックスで雑談。また転職するという話を聞く。まあ仕方ないか。ココアを飲んだあと、スーパーによって帰る。2リットルの水を2本と、1リットルの牛乳を2本。それから玉ねぎ、じゃがいも、にんじん。さすがに重い。昼食はあり物でスパゲティ。具材は刻んだトマトとハム、麺と一緒にゆがいたアスパラ。ごま油とポン酢を混ぜたドレッシングで和える。夕方から外出。元100000tのビトウ君がやっているロマン商店へ初めていく。場所は川端二条を東に500m。グランタック東山二条ビル203号。あまり知らないエリア。太陽レコードの近くといえばそうなるけれど、AEONの近くといっても多くの人はピンとこないだろう。買ったもの:D.L HIS MASTER WORKS、TAKAGIKAN / HEAVY DUTY VOL.1、赤瀬川原平/ごちそう探検隊、ミュージックマガジン(特集=遠藤賢司)、STUDIO VOICE(ゼロ年代ソウカツ!)。合計金額は買取金額とほぼおなじになった。ちなにみCDは30%オフのセール中。またいきます。

夜はおでんをしこむ。大根の皮は厚めに剥いて細切りにし、きんぴらの材料にする。

2012/08/04

15年前に買ったスーツを着て葬儀に出席。不仲な夫婦と不仲な兄妹と不仲な親子とだれだかよくわからない人の集い。わたしには故人との思い出にふける記憶もない。3度目の火葬場、3度目の「喉仏とは喉にあるのではなく背骨の第二頚椎にあるのです」話。 もう馴れたものだがしかしここまで空疎な葬儀は初めてだった。そしてほんとうの諍いはここからがスタートということになる。疲労困憊。帰宅後3時間昼寝した。そして全て忘れた。いまはぶどうを食べている。

2012/08/03

水曜日に父方の母が亡くなった。仕事のほうはちょうど区切りがついていたので、お通夜の今日は忌引をとった。しかし出席はしなかった。しなくてよいということになった。このあたり話すと長いので省略すると、要は今日は会社をズルやすみした平日の休みということになる。美容室で髪を切り、高島屋の地下で食材を買い、藤井大丸で洋服を買った。二条のリベルテで食パンと菓子パンを買い、出町柳輸入食品で試飲のコーヒーを飲みながらこそこそ菓子パンを食べた。帰宅後3時間昼寝。夜はall aboutのレシピをみながらカレイの煮付けを作る。わかめとネギも一緒にいれるというのがよかった。all aboutのレシピはほどよく凝っていてすきだ。食後はぶどうをたべたりすいかをたべたり。水菓子おいしい。

いま読んでいる夏目漱石のこころはちょうど興味をひかれるものだった。人が死んだ後の揉め事。2007年の集英社文庫版、蒼井優の装丁で。

2012/08/02

朝から洗濯。天気は超快晴。ベランダではシーツをきれいに広げて干すことはできないが、この天気だと気にしなくても乾くだろう。朝食は使いあぐねていたニラを適当に刻んで目玉焼きといっしょに火を通した。くたくたになったニラの半分はそのまま食べ、残りは弁当のおかずにした。こちらには鰹節をふりかけボン酢を垂らす。これはなかなかいい感じ。昼休みは初めて職場で寝てしまった。なぜだろう。極端な寝不足というわけではない。オリンピックも関係ない。夏バテなのだろうか。
夜中にチャットをしていたら、なぜか清春(黒夢)の話題になり、清春がよく履いていたNIKEのDUNKのことを思い出した。ジョージコックスのラバーソウルや、クリストファーネメスのことも忘れがたい。あの立体裁断された継ぎ接ぎの7分丈ジーンズは高校生には刺激的だった。ああ清春、俺が清春から教わったことはその3つだ。そんなネメスをググってみたらデザイナーのクリストファー・ルイ・ネメスは2010年 9月22日に肺がんで死去していた事がわかった。http://www.fashionsnap.com/news/2010-10-08/post-293/。合掌。

それからついでにWassrのサービス終了のお知らせを知る。
「Wassr」は、2012年10月1日(木)12:00をもちまして、諸般の事情によりサービスを終了させて頂きますことをお知らせ致します。http://wassr.jp/help/closing
いちどは遊んだもののすっかり存在を忘れてしまっていた。最後に投稿したポストは 2009-06-21(日) 。Wassrを熱心に紹介していたココロンがイイネをくれていた。

2012/07/28

きょうの大谷祖廟はすいて、そのせいか焼香台は4時で片付けられていた。5時まであるとは限らないみたい。
午前10時頃、うとうと寝ていたら携帯に妹からメールがあり、いきなり母と三人で墓参りにいくことになる。急いで朝食を済ませ実家へ向かい、電車とバスをのりつぎ3箇所の墓まわる。墓参りは毎年お盆にすませていたが、今年は事情があってお盆をまたずして早めに行うことになった。長く生きるといろいろある。ということをいろいろ知らされる。墓参りの合間に立ち寄った喫茶店での会話なども例年とはちがうものになった。墓に水をかけ、手を合わせる。

あついあついといいながら、観光客で賑わう三年坂、二年坂を下り、円山公園、八坂神社を抜け、206のバスに乗り実家へ帰る。途中の八百屋で、おおきなスイカ(5キロ以上はある)が1玉690円だったので買う。トマトも6玉300円と安かった。スイカに糖度表記はなかったが甘くておいしかった。包丁で皮を剥き、赤いところだけにしたものを女子サッカーの試合を観ながらフォークで食べた。試合は得点なしの引き分けでもやもやしたまま終了。振り返ると妹はすでに眠っていた。

2012/07/27

マンションのとなりの部屋に引越し業者がきていた。部屋をちらっとのぞくとダンボールがたくさん積み上げられているのがみえた。新しい生活がはじまるのだろう。卒業か、転勤か、結婚か。新しい住民のことは毎晩オリンピックを熱心にみていることくらいしか知らない。ときどき「ゴォーーーール」「ウォオオ」「スゲエーーー」とか聞こえるてくる。夜はお互い網戸なのだ。自分にはとくに引越しの予定もない。この部屋も5年目になったが、特に不満もなくて。きょうは給料日。朝のうちに銀行まわりをすまして夜は同僚と一風堂のラーメンを食べて帰る。

2012/07/26

リュックを背負っていると朝の通勤だけで背中が汗だくになるのでトートバッグにする。すこしマシ。

仕事は延々と同じ作業。PhotoshopとBridgeしかさわらない日々。本日の作業分をサーバーにアップして10時頃退社。コンビニでビールを買い、同僚と2駅歩きながら話す。缶ビール1本でいつも以上に酔った。酒がはいるとやはり会話に勢いがつく。男同士の仕事の話など。我々の、くだらないことばかり喋りあった季節はすぎ、やがて振り分けられた場所でそれぞれにすごすのだろうかとかなんとか。御池で別れたあと、小沢健二「美しさ」が聴きたくなりiPodから探した。

ピーチからのメルマガが届いて、「秋からは、Peachで台湾へ行こう!」と俺を誘惑する。就航記念価格 5,980円(片道)のハッピーなキャンペーン。LCCの価格は劇的すぎてもはや何の値段なのかわからないくらい。

2012/07/25

今日のアクティビティ:みやこ音楽祭のチケット手配、韓国のホテル予約、有給の申請、長崎行きの航空券購入。
来月と再来月の予定。宅配ボックスに3枚のCDが届く:「GORO ITO"GLASHAUS"」「石橋英子 "Imitation of life"」「THE ALBUM/D.L 」。

納期がはっきりしない仕事をかかえており、忙しいのか暇なのかよくわからない。マイルストーンはローリングストーン。夕食は焼きうどん。これをつくっていると居酒屋でバイトしていたときのことを思い出す。もてあましていたニラを無事に使い切った。みょうがの酢漬けがよく合う。

2012/07/22

朝から洗濯×2。まずシーツを洗い、それから浴衣も洗った。この夏、もういちどくらい着る機会はあるだろうか。

「村上龍/無趣味のすすめ」を読了。付箋は一箇所だけつけて捨てた。
貯金が提供するのは「安心」だが、投資はときに「希望」を生むことがある。希望というのは、今よりも将来のほうが良くなるはずだという思いのことだ。
昼食の後、いったん昼寝。夕方から売りに出すレコードとCDを抱えてワークショップへいく。買取金額は4,300円。思っていたより高かった。そのお金で新譜でも買おうかと、久しぶりにタワーレコードにいったが、欲しかったCD「GORO ITO"GLASHAUS"」は見つからなかったので結局amazonで買った。ついでに「石橋英子 "Imitation of life"」「THE ALBUM/D.L 」も。ディスクユニオンがamazonにも中古品を出品しているとは知らなかった。

2012/07/21

くるり、首都圏初のフリー・ライヴを代々木公園でというニュースを見たついでに新曲の動画も観た。everybody feels the same。吉田の顔の濃さはくるりの中に入っても圧倒的な存在感を放っていて頼もしいと思う。

きょうはアルバイトをしてきた。それを皆に伝えると、「会社辞めたの?」といわれたがそうではない。あと2、3回する予定。バイト先にはイギリス人がいた。同い年くらいかなと思ったら21歳という。彼は関西なまりの日本語を上手に話した。自分は古着のレタードTシャツをきていたのでかってに気恥ずかしい気分になった。jerome-duncan,inc ford sterling hgts。こんにちは車屋さんです。

2012/07/20

朝からずっと単純作業。きょうはPhotoshpとBridgeしかさわらない日。いや、来週もずっとそうか。ずっとひとつのことを延々と続けるのはコーディングの作業以来。あまり得意ではない。途中から平衡感覚を失い何をやっているのかわからなくなりすぐに疲れてしまう。移り気な性格。家では落ち着いてDVDを観ることも出来ない。しかしそれゆえに三角食べは得意だ。いまやっているのはウェブでもなくグラフィックでもない、はじめて経験する仕事。

クイズゲームをしていて知ったこと。
Q: 70、80、90、2000年代の4つの年代に渉ってオリコンシングルチャート1位を獲得したことのある歌手は誰か?
A: 中島みゆき
雨が降ったせいか、部屋はすずしくエアコンが効きすぎて半袖でいたわたしには少し寒かった。22:30退社。QN From Simi Lab/Dead Man Walking 1.9.9.0を聴きながら地下鉄で帰る。

2012/07/18

携帯にメールがあり、急遽ガンバ & チェンバロの演奏を聴きに行くことにする。会場はcafe montage。地下鉄丸太町で降りて夷川柳馬場まで歩き8時30分到着。お久しぶりですタマイさん。今日の奏者はヴィオラ・ダ・ガンバ - 頼田麗、チェンバロ - 大井浩明。チェンバロの音色はミニチュアのようだった。生演奏もはじめて見た。でもこの音には馴染みがある。チェンバロをハープシコードと言い換えてみれば、ゲイリールイス&ザ・プレイボーイズの涙のクラウンがきこえてくるのだった。それからもうひとつ、サラヴァからリリースされたBJTことBAROQUE JAZZ TRIO。チェンバロ、ヴァイオリン、ドラムのフレンチジャズ。このアルバムはワークショップの苗村さんにむりやりすすめられて買ったもので、店に入るなり「BJTのリイシュー買った?」と言われたことを思い出す。確かに問答無用の名盤ですね。リイシューは3枚のオリジナルをつなぎあわせてマスタリングしたという。
音質に関してはマスターテープが無く、盤起こしという上に、元々のオリジナル盤もプレス状態が良く無い(この時期のSaravahのプレスは新品状態でも微かなノイズが入っています)などのハンデも多いに関わらず、3枚のオリジナル盤を使い見事なマスタリングで仕上げています。それら全てを含め“L'arome Productions”の最高の仕事の一つと言えるでしょう。http://www.disquesdessinee.com/shopdetail/008001000004/
この日のcafe montageは階段に人があふれるくらいで満員。清楚なワンピースをきたお嬢さんから蝶ネクタイのおじさんまで、誰もがそれぞれに真剣に聴いていた。そのなかには書肆 砂の書の寺井さんの姿もあった。

演奏の後にふるまわれたシードルを1杯いただいて、ふたたび地下鉄にのって帰宅してもまだ9時半という余裕の今日。

2012/07/17

祇園祭が終わると梅雨がおわり夏がはじまるといういわれのとおり今年の天気は移り変わった。大変暑い。最高気温34℃。日差しも強く朝は首にタオルを巻いて地下鉄の駅まで歩く。この「首にタオルを巻く」というのは前職でよくしていた。クーラーがないわけではなかったが、温度設定が高かったのだ。現職ではそんなことはなくて、ときどき寒いとおもえる日もあるくらい。

きのうは関空←→鹿児島の飛行機(Peach)を探してみたが、お盆休みだとすでに満席になっていてどうしようもなかった。

2012/07/16

206にのって宝泉堂、恵文社、はちはちへ。それからマリアージュでケーキを食べる。夜はうまれてはじめて浴衣を着て祇園祭宵山へいく。イエーイ。洋服を着ている人よりも堂々としていられるのは、祭りのドレスコードをまとっているから。イエーイ。かき氷を食べながら、通りゆく人をみつめていると、もうあたしたまらないの抱いて!といわんばかりの、肩と胸元を大胆に露出させた浴衣を着た女の子がなんども目についた。フォー。

浴衣を着て初めて気づいたこと。走れない・細身の人は着崩れしやすい・意外と暑い・袖の下には結構収納力があること。

帰りの電車でcaptainの店長と会う。こんばんは。

2012/07/14

亡くなった祖母の夢をみる。京都水族館へいく。かき氷を食べる。新福菜館でラーメンを食べる。はせがわでハンバーグとエビフライを食べる。スーパーで買い物をする。

2012/07/13

室町通りに鉾がたって、朝の通勤に差し支える季節。そうさ俺は鉾町勤めの会社員。

きょうはSOLE CAFEで青葉市子のライブがあるけどいけない。
諦めて部屋の掃除をする。

2012/07/12

昼食はおでんと餃子。わたしはつねにお弁当の可能性を追求し、拡張し続けている。

2012/07/11

パン屋に寄って出社したら遅刻寸前になった。ひさしぶりの滝汗。パン屋で「5枚切りのスライスにしてもらえますか」とか余裕をこいていたのがいけない。遅刻の理由としてはなかなか誇らしいものがあるが。仕事を終えて外に出たら待ち構えていたように雨がふってきてずぶぬれになって帰る。帰宅後、買ったばかりの浴衣を着てみようと挑戦してみたが、説明書をみても帯を結ぶのは難しかった。

2012/07/09

朝、米を炊こうとしたが、週末はりきって料理をしすぎたせいですべての鍋が埋まっていた。しかたがないのでフライパンで炊いてみた。わりと上手くいった。水加減を間違えたが、特に米を炊く道具としての問題はなかった。昼休みに同僚にそのことを話すと「スペイン人かよ」と突っ込まれて満足だった。

1日の半分を寝ぐせと、ほくろから流れる血をつけたまま過ごす。鏡なんて知らねえよ。誰か教えてくれよ。

2012/07/08

大阪 湊町船着場

暑い日の大阪。船着場のそばでは若者がコントのネタ合わせをしていた。あと、きゃりーぱみゅぱみゅみたいなのがたくさんいた。大阪っぽい派手ないでたちの学生ら。ファッションショウのリハだろうか。川向かいには面接で落ちたことのある8Gの店が見えた。なつかしい。それから電車を乗り継ぎ、南船場の問屋街まで浴衣を買いにへむかったが、週末だから問屋は閉まっていてがっかりした。商店街のお店を見て回ったがこれといったものは見つからず。浴衣はどこで買えばいいのか?。デパートにおいている浴衣も見てみたけれどあれは高すぎるし…。と困っていたところ、呉服屋の看板の謳い文句に「京都室町から直送」というのがあり、それって職場のある通りではないか嗚呼アハハと気付かされる。どうりで呉服屋が多いと思った。昼休みに買いにいくことに決める。

2012/07/01

映画の日というわけで、何かおもしろそうな映画はないかと探したが、大雑把に言ってスパイダーマンしかなかったので、諦めて引きこもることにした。朝から外に出る気がしなくなる大雨でもあった。夜、雨が止んだころのスーパーは、閉店間際にもかかわらずまさかの混雑、レジ渋滞。立ち尽くしている間にながれてきたのはプーランク。スーパーでプーランクなんて購買意欲はあがるのかどうか。ピアノの優雅な旋律を聞きながら、ゆっくりと死んでいくような気持ちで待つ。

2012/06/30

午前4時までチャット。声は枯れないが、さすがに手がだるい。いまは夜なのか朝なのか

2012/06/29

いそがしいとぼやいていたが、今週は一転、毎日ほぼ定時で退社した。大変結構である。きょうは新福菜館の本店でラーメンを食べて、京都駅前のヨドバシカメラへ。ユニクロでグレーのタンクトップ買い、プリント用紙とメタルの扇風機を購入。時計売り場ではユンハンスの時計を試着してみた。思っていた以上にベルトが分厚くてきらきらしていて重量感もある。きょうの服装がカジュアルだったので似合っている気はしなかったが、気が向いたら買うかもしれない。ささやかながら充実の一日。来週の月曜日は休日出勤分の振替休日というわけで、明日から3連休。明日は夕方からアルバイト。

2012/06/27

入社して1年もすぎると、会社でひげをそるようになる。10時53分、ラジオからながれてくるReal Thing - Rainin' Through My Sunshineに耳を傾けつつ、福岡旅行の余韻にひたる。それから次の旅行はどこへいこうかなどと早くも考えはじめる。いまのところ、鹿児島が最有力候補。前園直樹が歌う「たぶん戻って参ります」の関連で知った、GOOD NEIGHBORSにもいってみたい。イベントの様子はYouTubeにあがっていたので観ていたら、堀込高樹のデモがちらっと聴けた。この段階ではかなりキリンジっぽい…。

2012/06/19

なにかと慌ただしかった先週をなんとか乗り越えたと思ったら、また別の切り口から一難という感じでうんざりする。そのせいなのかなんなのか、土日は疲れきってしまいごろごろしてすごす。30歳を超えたあたりから、一日寝ても疲れがとれなくなったとはよくきくが、これがそうか。疲れたときはリポDを飲むといっていた同僚のことも笑えない。わたしはシップをして寝ています。

日曜日はスーパーで買物をしたあと、実家で母と料理をする。安売りで買ったフキには苦戦したが、翌日弁当にいれて食べたらわりと美味しかった。ひさしぶりに感じた爽やかな味わい。しかし、あんなに手間のかかる食材だったとは。塩ずりをしてアクをとって皮を剥いてふたたび炊く。そんなこと余裕のあるときにしかできません。

月曜の夕食はポトフ。そもそもは、クリームシチューを作るつもりが、ルーを切らしていたので。という産物。今週の夕食はしばらくこれ。

2012/06/18

電気料金が前年同月よりも20%少なかった。「何をした俺?」な、1733円。

2012/06/06

ここしばらくのタイムカードの打刻時間をみるとうんざりするが今日は残業をしない日。7時半に退社し、まずはラーメンを食べに行く。京都駅近くの塩小路高倉下ルの第一旭本店へ。週末だと隣の新福菜館と競って行列ができているが、今日は一組の中年カップルが並んでいるだけだった。後ろにならぶと「ひとりだったら先にはいれますよ」と先をゆずってもらう。初めて入った店内は意外とこぎれいで明るかったが、客層が爽やかというわけはなく、おっさんから若者までがええかんじでなごんでいた。最初に気づいたBGMは由紀さおりの生きがい。そのつぎにかかったのはCHAGE and ASKAのひとり咲きだった。ハマりすぎで最高。これぞ伝統のラーメン屋の美意識。肝心のラーメンについては美味しかったがやや塩からいという印象で、黒いスープの新福菜館のほうが好みではあったが。

それから島原まで移動し、きんせ旅館中島ノブユキのソロライブを見る。ここを訪れるのは1年半振りくらいか。よくメンテされた推定築年数250年の木造建築物の素晴らしさは相変わらず。ヴィンテージのロッキングチェアに座り、ゆらゆらしながらウォッカトニックを片手に静かに聴いた。狭い会場ながら観客は30名程度だったのでゆったり堪能。中島ノブユキは曲の合間に、照明を少し絞ってくれとスタッフに2度伝えたことが印象に残る。雰囲気を大事にする人なのだ。きんせ旅館でのライブは3度目なのだとか。

帰りは御池のFrescoで買い物をして帰る。つかの間の息抜きとはいえ、上出来の一日。

2012/06/03

九州から変態がやってくるというので夕方からJRに乗り神戸三宮へ向かう。変態の友達なんかとも一緒に飲んだ。彼らがする話は異常だった。世界は広かった。図鑑には載っていない動物がいっぱいいると思った。同性の俺が聞いてもドン引きや。わたしはもう少年のような気分でただただ話を聞いてた。ところでこの日はわたしの誕生日だった。サプライズでケーキまで用意してもらった。どうもありがとう

2012/05/28

帰宅が12時頃になると、がっつり夕食をとろうという気にはならない。具だくさんのトマトスープで済ます。明日も明後日も。夕食時に、職場を抜けだして食事にでるのはなんだかめんどくさい。かといってクッキーとかバナナで済ますのも限界がある。明日からはサンドイッチでも作るか。キュウリと玉ねぎのスライス、シーチキンの缶詰の用意をして明日に臨む。





2012/05/27

みっちり詰まった6連勤の後の日曜日は身にしみる。掃除洗濯をすませ、「佐々木俊尚/キュレーションの時代」を読了。少し前の本なので、特に目新しいところはなかったけれど、キュレーションの成功事例として取り上げられていたエグベルト・ジスモンチ来日公演の件は面白かった。おどろくのは日本よりも先に韓国がブッキングしていたこと。http://ohagiyasuji.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_1706.html

夜、切り干し大根の甘辛煮を大量につくる。来週の弁当のおかずはずっとこれ。

2012/05/26

仕事がたてこんでいるので久しぶりの土曜出勤。制作部は4人出社し、朝から黙々と作業をこなす。電話や打ち合わせがないので、やはり普段よりも集中できる。ネットで遊ぶこともしなかった。雑談もなし。同僚はみなイヤフォンをして作業をしていたことにわりと驚く。俺は無理だ。3時から美容室でカットのため2時間退席。美容師とはブッダ・ブランドとBARFOUT!の話をした。ああ我が青春の90年代。ある種の30代にとって鉄板ネタ。ふたたび職場にもどって作業のつづき。集中力は9時頃まで持続した。それから同僚と2時間の雑談。2時就寝。

この日、働いた分の振替休日で福岡へいこうと思う。

2012/05/25

鞄にいれていた水筒をこぼす。中身はコーヒー。黒いカバンでよかった。職場の昼休み、銀行へいくついでにたちよった店でイチゴを買った。1パック250円なら買うでしょ。おおきに。ちいさな個人商店で買い物をするときには、お店の人につられて「おおきに」といってしまう。

バターにつかったナイフでイチゴジャムをかきまぜることを家では禁止されたが、祖母はいつも気にせずそうしていて美味しそうに見えた。六つ切りにしたトマトは皮をむいておくこと、ハムは厚切り、コーンポタージュは高島屋でうってるジェントリースープ。それは祖母の家でのいつもの決まりだった。

他部署のトイレに自己啓発文が貼られているのを見つける。いい気分はしない。

2012/05/24

はぁしんど。といいそうになるのを思いとどまって、はぁしんしんとかつぶやく深夜二時。きょうも長い一日だった。

朝はいつもより早起きして職場の健康診断。身長体重に変化はなく、視力は両目とも1.5あった。その他項目も良好。理想的な数値に優越感をいだくが、まだ若いのだし異常がなくて当たり前か。ただ、尿検査にだけはひっかかってしまった。微量のタンパク質が検出されたという。看護師に「疲れているだとか、睡眠が足りていないということはありませんか?」と聞かれて、はっとした。同僚には「朝から抜いてきたんスか」とかいわれて苦笑したが。抜いてません。この話はそこで終わりと思ったが、「僕、夢精ってしたことないんですよね」と、どうでもいい告白もついでに聞かされる。夢精もしてません。つかれとんねんあほか。

いろいろと仕事がたてこんでいて、きょうも25時前に退社。

帰りは木屋町通りを上がり、いい感じにできあがったカップルとガールズバーの女をチラチラみながら御池下がるの五十家に向かい、岡山の友人が旅行中にした忘れ物を回収。「忘れ物をしてしまった @heonkigouです」とヘコヘコ伝えると、女性スタッフがでてきて「気づけずにすいませんでした」と、いわれて恐縮した。「とんでもございません、悪いのは忘れ物をするやつです。いやあ助かりましたすいません」と、ペコペコして、1年前の借りを返した

謎の情熱で日記を書いて27時就寝。

2012/05/21

月曜の朝の金環日食を@heonkigouと観る。めずらしいはずの怪奇現象も重なるときは重なる。彼は肉眼で、わたしは得意げにサングラスをかけて観ていた。じっとみていると目がちかちかしたが、それらしい輪を確認することが出来て満足だった。あとで調べるとどちらもアホがすることだったが。
  • 肉眼で太陽を見るのは、ダメ!
  • サングラスやゴーグルで見るのは、ダメ!
  • 黒い下敷きで見るのは、ダメ!
  • 望遠鏡や双眼鏡で見るのは、ダメ!(日食グラスと組み合わせることもダメ)
日食観察時に、絶対にやってはいけないこと!
部分日食時、約束を守らないと、視力を失う危険性もあります。日食観察の際、以上のことは絶対にやってはいけません。覚えておきましょう。
大変有難う御座いました。つぎは18年後に。

2012/05/20

城下公会堂はわたしが知っている岡山の中では最高素敵空間です。壁面にはsakanaの西脇一弘の絵が飾ってあります。

日曜日の岡山駅前。桃太郎大通りをどんぶらこと下って、岡山県立美術館までベン・シャーン クロスメディア・アーティスト――写真、絵画、グラフィック・アートを観に行く。昼食は城下公会堂でイカスミカレー。食後、店内に置いてあった中島ノブユキの新譜「カンチェラーレ」を見ていたら、地元の人に声をかけるように「こんど中島ノブユキのライブがありますよ。いつもはここでやっているんですけど、今回はルネスホールです」とスタッフの女性に教えてもらう。それから少し雑談していたら関西訛りに気付かれて、全国でもライブがあるのでこれどうぞ。とツアーのフライヤーをもらった。京都はきんせ旅館であるのか。6月5日(火)8時30分開演。

フライヤーにコメントを寄せた人は、青野賢一、青葉市子、坂本美雨、畠山美由紀と、いかにもそれらしい名前が並ぶ中、なぜか持田香織の名前があって、困惑する。
京都←→岡山は高速バスだと3時間30分。帰りはさすがにしんどかった。また、バスの発着状況は道路状況により変動します。帰りは30分の遅れ。次回は新幹線を使おうと決意。

2012/05/17

ブッダ・ブランドで始まったヒップホップブームはまだ続いていてよく聴いている。CDも10枚くらい買って自分の好みも見えてきた。ソウルやジャズに近いものがよい。いまのところロックっぽいもの、ギャングっぽいのは苦手。育ちが違いすぎるというか、圧迫感がありすぎて。ビースティー・ボーイズですらしんどい。

もういちどヒップホップを聴いてみようと思ったのは「文化系のためのヒップホップ入門」ではなくて、「音楽から解き放たれるために/原雅明」で引用されていたマックス・ローチによるこの一節だった。非欧米のワールドミュージックに魅せられた直後にヒップホップへ興味が向かったことってこういうことかもしれない。
ヒップホップに怯えている人びとは、リズムのためにリズムを聴いているのだ。ヒップホップは“サウンド”の世界に生きている。“音楽”の世界じゃない。だからとても革新的なのだ。われわれが黒人としていつも行なっているのは、白人が考えているよりももっと大きなサウンドの世界があることを示すことだ。狭い西洋の限定された音楽から外れたところに、たくさんの領域がある。ヒップホップもその一つだ。― マックス・ローチ(ファブ・ファイヴ・フレディとのインタビュー)

ああ、メロディーを愛するわたしはヒップホップどころか、リズムにすら怯えていたものだった。

2012/05/16

実家からもらった牛肉で、晩ご飯は久しぶりに牛丼をつくる。玉ねぎと土ショウガを刻んで、牛肉をしばらく炒めたあとはフライパンに赤ワインを注いでジョワー。少し余った分はラッパ飲みでさらえた。昼間の俺にはない豪快さ。夜の俺がワイルド。

通勤電車の中では行きも帰りもTwiGy al Salaam/BLUE THOUGHTを聴いていた。

2012/05/14

祖母の四十九日法要。お骨納めは、骨壷ごといれるのではなく、布袋にいれかえて納めるのだと知った。そのうち土に還るとのこと。儀式を終えたあとは、かに道楽で食事。帰りのタクシーは運転手がメーターを倒し忘れていて初乗り運賃で家までついた。

2012/05/08

iPod用につかっていた安物のイヤフォンが断線したので、しばらくSONY MDR-CD900STをつかっていたけど、でかすぎて不便というか季節的に暑いのがいやになって、友人が薦めていたSHURE SE215を買うことにした。値段はヨドバシカメラで8000円。安物の高級機。というかんじなのか、これはイヤフォンとケーブルが脱着式のため、断線してもケーブルを交換することができる。ただし値段は5000円だと。ケーブルたけえ。

SONY MDR-CD900STの音に慣れた耳だとSHURE SE215の音に色付けを感じる。さすがにこれはわかるな。

ついでにまな板も購入。

2012/05/05

天気がよくて気持のいいの日。加茂川を散歩して、川の中にも入った。そして夜にはすべての原発が停止

2012/05/03

意外なことに高野山には山ガールがたくさんいた

早起きして高野山へむかう。奈良の大和高田駅へ向かいそこから単線列車にのって橋本へ。のりつぎを間違えて時間がかかってしまったが、橋本駅を降りるともう和歌山ということだった。周りには特に何もなくて、閑散とした商店街のようなものだけがあった。笹ずしをたべてとりあえずの昼食を済ませる。少し歩くと、紀の川という大き川が見えてきて、少年たちが河原で野球をしていた。駅前には楳図かずおの「まことちゃん」像があり、なぜ突然という印象をうけたけれど、作者の出身は和歌山県伊都郡高野町とあるので高野山へ向かうこの駅とも縁があるのだろう。ひと息ついて、橋本から極楽橋へ向かい、そこからはケーブルで高野山へむかった。ケーブルにのっているのは5分くらい。特に感慨もないままあっという間についてしまったが、車窓からはシャクナゲと、歩いて高野山を目指す若い山ガールの集団を見かけた。これはちょっと意外な景色。高野山に到着して最初に思ったことは、標高約1000メートルとはいうものの、いくらか涼しいくらいで下界の様子と特に変わったところがないことだった。土産物屋がならびバスが行き交う街並みは、嵐山の渡月橋あたりと雰囲気が近い。山の上とはとても思えなかった。それでも奥の院なんかはやっぱり別格で、さすがに厳かな気持ちになる。杉の巨木の下に広がる無数の苔むした墓石群を見ていると、「ここは人間の世界ではない」という形容にも頷く。奥の院の御廟へ向かうにつれてその異世界濃度はましていき、自然と口数がすくなくなる。その中でいちばん驚いたのは、平服の一般人が手をあわせて長い念仏を唱えだしたことだった。初めて見たよそんな人。宿坊では精進料理をたべたり瞑想をした。料理はさすがにあっさり。出汁にはカツオも使わず昆布だけというから徹底している。自分の料理もあっさりしていると思いっていたけれどさすがにこれは堪えた。下山して、難波に着いたあとは焼肉屋に飛び込んだ。

行き:大和高田から徒歩でJR高田→橋本駅→登山電車(天空)→高野山
帰り:高野山→登山電車(天空)→橋本駅→難波(南海高野線)

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2012_5 高野山, a set on Flickr.

2012/05/02

退社後、同僚と話ながら駅まで歩いていたが、話がつきなくて結局歩いて帰ってしまう。1時間とすこしの深夜の散歩。

2012/05/01

フリーソウルのころに突然出会った音楽の再発盤レコードをいくつか売りに出す。ジョン・ルシアン、ミルトン・ライト、ウェルドン・アーヴァイン、ユージン・マクダニエルズあたり。これらは当時、刺激的な音楽ではあったがそこから根を生やすことはなかった。フリーソウル文脈以外の切り口で、音楽史の一部としてもういちど捉え直すことができればよかったのだけど自分にとっては何かを連想できるものではなかった。

最近はアフリカ、ナイジェリアの音楽がおもしろくてよくきいている。コンピのタイトルはMODERN HIGHLIFE,AFRO SOUNDS&NIGERIAN BLUES 1970-6。High Lifeという言葉は初耳だった。地名でもないし、音楽用語でもない。調べるでもなく記憶にだけとどめていたら、iPodでファラオ・サンダースを聴いていたとき、Goin' To Africa (Highlife)という曲を見つけた。おおジャズにもハイライフが。 調べるとすぐに出た。
1940年代から60年代にかけて「Highlife」は西アフリカのサウンドそのものだった。それはアフリカの伝統音楽にジャズ、カリプソ、ルンバ、ミリタリー音楽などが混ざったアフリカ最初のフュージョン・サウンドでもある。当時は上流階級の人々が通うクラブで演奏されていた為に「Highlife」と呼ばれていた。http://www.kamiaoki.net/ultra_032.html
ふんふん。

2012/04/30

サントリー 山崎蒸溜所

面白い場所なので、二度目の訪問。100円でウィスキーの試飲をしたあと「響12年」と「山崎12年」を買って帰る。

大山崎山荘美術館

SIGMA DP1Xの撮り始め。

2012/04/28

同僚の家に忘れていた携帯電話を取りに行く。それから阪急にのり電車を乗りつぎ新開地へ。神戸アートビレッジセンターで「サウダージ」を観る。劇場の椅子は事前に聞いていたとおり、パイプ椅子にクッションが置かれただけの簡素なものだった。そんな席で観た2時間47分の映画だったが、まったくダレることなし。静かに感動する。映画館を出た後、しばらくひとりで余韻にひたりながら歩いた。商店街には「神戸のB面新開地」と書いた看板。たしかにここ新開地は神戸のパブリックイメージにそぐわない。ソープランド、パチンコ屋、立ち飲み屋が並ぶのだから。味の濃い立ち食い蕎麦を食べた後、電車にのり神戸らしい街、元町へ。Bshopで麻の黒いシャツ(HAVERSACK)を買い、JUNK SHOPでフィル・スペクターのBACK TO MONOの古いバッヂを買う。あれは当時たくさん配られたのか、高いものではなかった。それでも400円。さっそく鞄につける。

2012/04/27

ノー残業の日。コンビニでビールを買い、同僚と飲みながら歩く。それからスペイン料理を食べに、エルフォゴンでパエリアをわけ合ったりする。シードルなど普段のまない酒を飲んだ。たくさんのんだが、この日はいろいろあった日なのでまだ話し足りないという感じで二軒目は木屋町サンボアに行った。この店のことは高校の頃から知ってはいた。また池波正太郎のエッセイにもでてきたこともあって、気になっていたところ。「朝はイノダのコーヒーを飲まないと始まらない」「夜はサンボアに来に来ないと終わらない」なんて話もある。店に入ると、3代目のマスターは「12時までだけど、といい?2杯くらいにしときなよ」といっていたけれど、このお店を贔屓にしていた池波正太郎の話をむけるとのってきて結局だらだらすごすことができた。村上開新堂の好事福盧の話もでた。あれを読んでしまうと、ホテルの窓際で冷やして食べたくなりますよね。などと、いい肴になった。そして三軒目。まだいくのか。というかんじで、同僚の家で飲む。そして吐く。わはははは大変お世話になりました。帰りに「ウェブはバカの暇人のもの中川淳一郎」「キュレーションの時代/佐々木俊尚」を借り、わたしは「池波正太郎/散歩のときなにか食べたくなって」を貸すことを約束した。よろよろになって、木屋町通を北上し、朝日を浴びながら自宅まで歩いて帰った。

2012/04/23

黒門市場で買った筍を糠を入れて湯がく。翌日、皮を剥いで食べられるところだけを残すと元の3分の2くらいか。手間がかかるわりに残るものは少ない。調理した者にとっては捨てたカスが目に付く。印刷物の仕事もこんな感じ。ささやかな成果と大量の校正紙。

朝から職場のOSが立ち上がらなくなり、再インストールをするはめになる。午前中はその作業で終了。

2012/04/22

ジム・オルークバンド@立誠小学校

初めて聴いたジム・オルークの歌声!。 いきなりのHalfway to a Threewayに感激した。eurika、bad timing、insignificanceが、あらたにミニマムの要素を付与した圧巻のメドレーで襲いかかる。メンバーは石橋英子、須藤俊明、山本達久、波多野敦子。初めて知った人ばかりだったが、それはもう忘れられない演奏だった。終演後はジム・オルークにサインをいただく。insignificanceに添えられたメッセージはまたしても「音楽革命ジムオ」。ありがとう、ジムオ。

帰りは六曜社の地下でコーヒーを飲む。はたらく安藤明子さんがいた。

元立誠小学校

2012/04/21

千日前 レジャービル味園

Twitter上で「飲み会をしよう」と声をかけて、男女4人ずつ計8名を集めたつもりだったが、いざ会場が「味園」と知れると参加者は男3人になってしまった。恐るべし、ミナミの魔窟・千日前「味園ビル」。知る人は知っていた。

2012/04/15

朝から胃が重いので、コーヒーを控えてバナナジュースにする。バナナ+はちみつ+氷+豆乳=おいしい。暖かくなってくるとバーミックスが活躍する。

久しぶりに何もしない週末。CDと本とレコードをいくつかまとめて売りに出すだけ。合計3,200円。そのお金で買った3枚のヒップホップのCDは店主に選んでもらったもの。common/resurrection、jeru the damaja/the sun rises in the east rar、ATCQ/the low end theory。

言葉のペーパーショウは売るまえに興味を惹いた箇所を抜書く。鳥の子紙すら知らなかった。
和紙と聞いてイメージするのは、ラフ肌、ざらざらしたものを思い浮かべるかと思います。つるつるっとした紙は洋紙だとご認識されているのではないでしょうか。確かによく使われている楮紙(こうぞし)というのは、繊維が荒くてざらざらしていますから、わりとラフな感じの感触があります。ところが最高級といわれる雁皮、三椏(みつまた)というような紙には光沢があり、非常に艶があるものなのです。鳥の子紙って皆さんお聞きになったことがあると思います。これは、雁皮からできており、その艶と色合いが茶色い卵のように滑らかだということから、鳥の子という名前が付いているくらい、艶があって大変美しいものです。(石川製紙代表取締役社長 石川浩 言葉のペーパーショウ P146)
amazonでもヒップホップのCDを買う。ブッダ・ブランドの黒船。それからLuis Alberto Spinetta/Un Manana、Almendra/Almendra1。なんだかんだいってまだまだCD買ってるなあ。ヤフオクでSadao Watanabe/Jazz & Bossaも落札。

2012/04/13

ノー残業の日。雨は降っていたが、同僚を誘って缶ビールとつまみを片手に五条木屋町から四条までを歩きながら飲む。こんな過ごし方を「学生みたいだな」といいあったが、「売れない芸人たちのよう」といったほうがしっくりくるなと後で思った。桜は満開できれいだった。

一段落したところで、ELEPHANT FACTORY COFFEEでコーヒーを飲んだ。店をでたあとはとっくに終電の時間はすぎていた。われわれはお喋りすぎる。歩いて帰宅して3時就寝。

2012/04/12

朝から天気がよくて春らしい光が窓から漏れる。カーテンも少し暖かい。
なにかそれらしい音楽をと、ジョアン・ジルベルトの海の奇蹟を台所のiPadで聴く。このアルバムはいちど好きになったあと飽きて売ってしまったが数年後また好きになった。まぶしすぎてこれはもう卒業。とか思ってたけど。
老人が青春時代を回想する気持ちってこんなものか。

amazonでレビューをみていたら、なるほどと思うものがあった。
「三月の水」ほど趣味により過ぎず、「イマージュの部屋」のようにややプロデュース過多で、ポップスにつま先入っている、という訳でもない。
あの3枚のアルバムだと「三月の水」が好きだった。ディスコグラフィを確認すると「海の奇跡」が一番あたらしい。「イマージュの部屋」での経験が「海の奇跡」のバランスの良さにつながっているように思う。

三月の水 (João Gilberto) - 1973年
イマージュの部屋 (Amoroso) - 1977年
海の奇蹟 (Brasil) - 1981年


外も暖かそうなので、バンドTシャツとGジャンで自転車に乗り出社。寺町通を南下して母校の満開の桜をみた。二条のリベルテで食パンと菓子パンを買う。

仕事あがりにFrescoに寄ると、むかし制作していた番宣チラシがおいてあった。懐かしくながめる。デザイナーと担当者が変わるとこうなるのか。

仕事中は、ゲームコンテンツについて調べる必要があり、いろいろダウンロードしては視聴していた。そのなかで「メルルのアトリエ」というゲームの少女がかわいいわはあはあメルルメルル「露天風呂イベント」はやばすぎる

2012/04/10

今晩は賞味期限の切れた鳥のささみを使って鶏ささみのヘルシー塩ごまパスタを作った。タイトルと出来上がりの写真からしてあっさりしたものかと思っていたが、調味料にウェイパーと醤油、塩胡椒、それににんにく、唐辛子、すり胡麻を使うので味はけっこう濃い。濃すぎたので、いそいで食パンを焼いた。

ラジオから Adam And The Ants - Goody Two Shoes が流れてきて、小沢健二/ダイスを転がせの元ネタを知った。

2012/04/07

京都駅で待ち合わせて、新福菜館1号店で黒いスープの中華そばを食べた後、花見がてら木屋町七条から五条を歩く。このあたりの高瀬川は暗く人気もなく桜が咲いていても静かなもの。橋もか細く弱く二人でゆすると落ちそうなくらい。五条楽園の雰囲気がにじむように漏れているのも感じる

途中の公園で腰掛けて顔を上げると桜の枝の間からちょうどラブホテルの看板が見えた。絶妙な位置。なんか小粋だ。

2012/04/01

1日の映画の日と日曜日が重なったので映画を観にでかける。シネ・リーブル梅田でshame。梅田スカイビルはいつも阪急電車の中から見上げていたが中に入るのは初めてだった。せっかくなので空中庭園展望台にも登る。大阪の街、海も見える。阪急電車を見下ろす。ついでにプリクラまで撮る。

夕食は天満のジョニーのからあげへ。この店は2度目になる。安くて美味しい。切り干し大根のキムチは家でも真似してみたい。3杯のビールですっかり酔っぱらってしまったので、コメダ珈琲でシロノワールを食べながら調子を整え阪急に乗って帰宅。

2012/03/31

3月27日に祖母が突然亡くなる。28日に発見され、知らせを聞く。30日通夜。31日葬儀。90歳を超えた高齢とはいえ直前まで元気だった。前日は親戚らと天丼を食べ、帰りのスーパーで餅を買って帰っていた。食べることが好きだった。特に肉と海老が好きで、青魚が嫌いで、野菜はもっと嫌いだった。元気に長生きしてくれてありがとうと思う。最後に会ったのは2月。毎月のように会っていて、そのたびに写真を撮っていた。葬儀の日には写真のスライドを見せようと過去の写真を選び編集を加える。最後の長い手紙。遺影は去年の誕生日に自分が撮ったものになった。

2012/03/29

コーネリアスのCM3はつまらなかった。自己模倣みたいで新鮮なものとかない。けど仕事を発注する側に立つとしたら、こういう仕上がりが安心だろうし、予想の斜め上をいかれるよりも、思った通りのものをあげてくれたほうがスムーズだし、これはそういうプロのサービス精神でつくられた作品集だ。身が引き締まるわーとか、ものわかりよく理解しようとしてもやっぱダメだった。音楽は趣味だから。

2012/03/28

休みをとっても疲れが抜けない日がつづいていた。なんのせいかよくわからない。今朝は目玉焼きにミックスチーズをふりかけたつもりが、コーヒー豆をふりかけていた。自分でもちょっと信じられない。うそみたいなほんとう。オクラの緑、卵の黄身、白身、コーヒー豆のこげ茶色、フライパンから立ち昇るコーヒーの香り。めざめの超現実。

昼の2時から社内でプレゼン。手応えはなかったがやりきった感はある。その後は抜け殻のような状態で過ごす。9時すぎ退社。同僚とマクドナルドで雑談して帰る。もう少し暖かくなったら鴨川沿いでビールを飲んで帰りたいねなどと話す。あのあたりは夜桜がきれいなはずだし。帰宅して12時。夕食はお茶漬け。それから途中まで読んでほったらかしになっていた「ボサノヴァの歴史/ルイ・カストロ」の続きを読み始める。ジョアン・ジルベルトがメキシコで中国人を相手に卓球の腕を磨いていたという逸話が面白い。「ジョアン・ジルベルト 卓球」で検索すると中原仁の記事があった。オークションで買ったAgustin Pereyra Lusena/Puertos de Altanativaは素晴らしく、コーネリアス/CM3はつまらなかった。

2012/03/15

東京旅行。ではなくて東京出張。品川での打ち合わせはすぐに終わった。そこからは友達と会って渋谷でお茶をしたり、神保町で食事をしたり。もちろん買い物もした。終電の新幹線で帰宅。

ディスクユニオン(新宿・渋谷)にて
gene clark / white light
milton nascimento / encontros e despedidas
the articulate artistics / same
meirelles os copa5 / o som
baden powell e vinicius de moraes / afro-samba
agustin pereyra lucena quartet / la rana
paulinho da viola / foi um rio que passou em minha vida
carlos barbosa- lima / plays the music of antonio carlos jobim & george gershwin
「大衆音楽の真実」グローバルなポップ音楽の再検討/中村とうよう

2012/03/11

奈良の二月堂へお水取りを観に出かける。はじめて訪れる場所だったが、この行事は人気があるそうで観光バスも数台停まっていた。簡易トイレも設置されており、人の数もすごい。着いた頃にはもう行事は終わりを迎えていたけれど、「見世物ではないので、歓声をあげたり拍手はしないで」という案内は続いていた。二月堂内ではたくさんの僧侶が読経している。一般人は、中の様子が少ししか見れないこともあって特別な雰囲気が強調されていた。サウンド的にも面白いもので、東大寺お水取りの声明のCDなんかもでている。シュトックハウゼンが立ち会ったこともあるそう。側の茶店で休んだあと、この日のための行法味噌を買った。甘いおかず味噌。

夜の境内には無防備に眠っている野生の鹿がいて、とても神聖な気持ちになった。

夕食は、商店街をすこしそれたところにある居酒屋 蔵(いい雰囲気でおいしかった)で飲み、終電で帰宅。

2012/02/26

金曜はノー残業の日。今月で退職する女の子を誘って飲み会@うふふBis。男4人の中きてくれてうれしい。職場ではなかなか話をする機会がなったこともあり大いに盛り上がる。彼女はおとなしくてかわいいだけの人ではなかった。いかすぜ。店を出たあと、iPadで5人の集合写真を撮る。これはいい写真ですね。彼女を駅まで見送ったあとは、男だけでさらに酒を飲んだ@oil。午前3時就寝。

土曜日は完全オフ。レコードと古本を集めて売りにいっただけの日。買取金額は2,500円。まあそんなもんか。

日曜日は大阪へ。目当ては今月閉店する南船場のベルリンブックス。70%offが強烈。たくさん買う。
  • 見た、訊いた、買った古美術/小山登美夫
  • バンドライフ/吉田豪
  • 古本屋の女房/田中栞
  • 富士日記(中)/武田百合子
  • ペット・サウンズ/ジム・フジーリ
  • ビッグ・サーの南軍将軍/リチャード・ブローティガン
  • 言葉のペーパーショウ/株式会社竹尾=編 原研哉=企画・構成
  • The ModernistHouse
  • The DIG(シュガー・ベイブ特集)
店主に「とても好きなお店でした」と伝えると喜んでもらえて、閉店は残念だけど嬉しかった。

レッドボーンではフィル・スペクターのボックスを買う。back to mono 7枚組のCD。「フィル・スペクター蘇る伝説」を読みながら聴きたい。

夜は鶴橋へ。韓国料理の店が並ぶにぎやかな街かと思っていたが、駅の出口を間違えたのかシャッターを下ろした店が並ぶ薄暗く細い道にでてしまい異様な雰囲気を味わうことになった。ときどき開いている店もあったが、それを見てこの土地がどんなところなのか理解した。これは怖いな。女のひとり歩きはもちろん、男でも怖い。焼肉屋があつまる方へ着くまでは緊張した面持ちでうろうろしていた。道頓堀にもある「空」には行列ができていた。その他の店は横ばい。適当にえらんだ焼肉屋で夕食をすます。料理に特別なものは感じなかったけれど、キムチの味の酸っぱさは印象に残る。これは日本向けというより韓国向けの味つけという気がした。

焼肉屋街を抜けると街の雰囲気は一気にありふれたものに変わる。

食後、喫茶店をさがして再びうろうろと歩くと、mietteというこじんまりした店を見つけた。堀江なんかにありそうなレストラン・カフェ。ここでは貴重な存在ではないか。店内には雑誌『「旬」がまるごと』がコンプリートされていた。みたことのなかったけどおもしろい雑誌だなと、ぱらぱらやっていたらアートディレクションが菊地敦己だった。いちど買ってみよう。雑誌は残念ながら3月号で休刊とのこと。

帰りはJR環状線にのって帰った。夜の鶴橋を見下ろしながらロバートグラスパーのブラックレディオを聴いているのはいい気分だった。

2012/02/20

月曜日の朝食は、目玉焼きの黄色とオクラの緑。昼食は、かぼちゃの黄色とほうれん草の緑。
食後は砂糖をまぶしたグレープフルーツ。

バナナを口に入れたまま板チョコをかじる「口の中でバナナチョコ」が気に入っている。
あれはできるだけぐちゃぐちゃと下品に食べたほうがおいしい。
歯茎で味わうような感じで、できるだけえげつない感じで。

2012/02/19

週末でも平日と同じ時間に起きたい。というわけで、8時起床。身支度をすませ、よし、この早さならいけると、近所にある「茶洛」でわらび餅を買おうと出かけたが、店の前はすごい行列であきらめた。週末に買えるようなものではないなあれは。待つ時間はなかったので、パン屋巡りに切り替える。「プチメック」と「はちはち」と「リベルテ」でそれぞれ買い込む。それからANTIQUE belle GALLERYでやってる友人の個展を見に行った。short short My short stay in Taipei。台湾の写真と雑貨とテキスト。台湾のつかみどころなさが俺色に染まっていた。ラブリー空間。紙風船が揺れるよゆらゆら。わたしたちは近況を話しつつ平和条約を結んだりした。zineはこれから読ませてもらいます。

記帳をしていたら岡山に住む友人の名前があった。おいおいあいつこそこそ京都きてたのかよさては彼女に惚れてるな。heonkigouのiが抜けていたので補足しておいてあげました。

それから奈良へ。奈良商店街ではまた宇陀のほうれん草としいたけを買った。そしてヒヤシンスカフェでお茶と食事。猿沢池には鹿がいた。泣いたり笑ったりした週末。

2012/02/12

竪町商店街はバレンタインのイベントをしていて、オヨヨ書林(古本屋)でも買い物をした人には女性店員がチロルチョコを渡していた。そのたび「…はわわ」となる人もいてにやける。チョコレートは既製品であるが、各々の店名が名入れされたものだった。ここでは「片岡義男/彼らと愉快に暮らす」を買う。このビルの上階にあったエグザイルレコードはなくなっていた。
酒屋では加賀梅酒が全日空のファーストクラスで採用された酒だと教えてもらった。CAZAHANAというセレクトショップではALICE PARKの財布を買う。安くはないけど旅先の勢いで。

あうん堂で買った本は「友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌/山田宏一」「ねむれ巴里/金子光晴」。なぜかフランスかぶれ。

駅の百貨店で鱒寿司を買って、サンダーバードの車内で食べる。これおいしいよなあ。

百薬キッチン@金沢

数年前におとずれた内灘のアニマル・ロジックが素敵だったので、百薬キッチンにもいってみた。野菜の味が濃厚な百薬ご膳。おいしい。

開店直後に訪ねたので、他に客はいなかった。静かな店内にスピナーで野菜の水を切る音や、ごぼうをささがきにする包丁の音をききながら食事がとどくのを待った。

調理器具もみもの。お土産にお店でつくられたジャムを買って帰る。

石川県金沢市長町2丁目3-23-2
http://hyakuyaku-kitchen.blogspot.jp/

2012/02/11

1年ぶりの金沢。雪の金沢

サンダーバードにのって金沢旅行。金沢へはなんどもいっているけれど、こんなに寒い時期にいくのは初めてだった。サンダーバードは自由席で充分座れるだろうと高をくくっていたが満席で、あやうく立ったまま2時間半を過ごすところだった。途中の駅からなんとか座り、車窓を眺めていると雪が積もっているのがみえる。天気はよいので雪の照り返しが眩しい。金沢駅周辺の雪はそれほどでもなかった。石川在住の友達からは「長靴を履いてこい」と言われたがそこまでではない。それでも長靴を履いている人は多かった。

駅前のホテルにチェックインしたあとは、寿司屋をめざして近江町市場へ向かう。構内をうろうろしていたら串刺しの刺身を売っている店があった。初めて見たのでおもしろがって食べてみたが、予想を超えるものはなかったというか食べにくい。生牡蠣をその場で剥いてもらって食べるのはお祭りっぽくてよい感じ。寿司屋はどこも混みあっていて、板前も余裕がなさそうだった。寿司のご飯がぬるかったのはしょうがないか。それでもカニ味噌の軍艦巻きはおいしかった。加賀鳶という日本酒も。これは自分用のお土産に1本買って帰った。 

兼六園には五時前についたが、入口で「五時から無料開放とライトアップをするからまたあとで来てね」といわれるので、さきに21世紀美術館へいくと館内はモニーク・フリードマンのインスタレーションでいつもと違う表情をみせていた。キャンバスをとびだした色が空間ににじむ。何度も来たことのある美術館で見たからこそ面白かった作品だった。鮮やかな黄色の図録もかう。そして再び兼六園。初めて見た雪吊りのライトアップと凍った池。夕食は香林坊の「いたる」で。

帰りは100円バスに乗る。車内広告は金沢工業大学 PMC(Popular Music Collection)一色になっていて、音楽も「ジョン・レノン/スターティング・オーヴァー」だとか「ブルー・ハーツ/終わらない歌」だった。本当の瞬間はいつも 死ぬほど怖いものだから 逃げ出したくなったことは 今まで何度でもあった。なんて。

ホテルの露天風呂は思っていたよりもずっとよかった。今日1日、深く考えこんでしまう状況にあったが、湯船につかりながら頭に冷たい風をうけてぼんやりしていた。空を見上げるとご丁寧に雪までふってきて、絵に描いたような北国の情緒を味わった。ひかえめなボリュームでながれるBGMも聴きもので、匿名的なエレベーターミュージックというには主張がある。これは誰の曲だっけとずっと考えていたら、 肝炎 / 細野晴臣 & 横尾忠則 だった。客室の案内を見ていたら、この演奏には伊藤ゴローが参加していると知る。こんな発見はうれしい。

しばらくテレビを見て寝る。「世界ふしぎ発見」はパンダの特集をしていた。